
英車の電装部品の代名詞と言えばルーカスではないでしょうか。特に戦後は90%以上がそうではないでしょうか。
ルーカスのイメージと言えばトラブルが耐えない、偉大なる闇の帝王などと皮肉をゆう人さえもいたりします。余り評判は良くないようです。
しかし、実際の所はどうなのでしょか?色んな車種を整備させていただいて感じることと言えばメンテナンス不足によるトラブルがほとんどです。マグネトー、ダイナモに関しては当時のままとゆう場合も珍しくありません。中には現在に至るまでに1度はレストアされた物もありますが、いつどこでどのようなレストアをされたか不明なものだらけです。
40年、50年も前のマグネトーから火花が飛んでいたり、ダイナモから発電しているとは奇跡としか思えません。
しかし、どれもがヤレており本来のパフォーマンスを出しきれていないものも少なくありません。そんな電装部品がトラブルを起したらルーカスはダメだ、調子が悪いとゆうのは少しかわいそうな気がします。
オルタネーターモデルに関しても当時モノが付いてるケースは珍しくありません。オルタネーターの場合はローターに製造年月日が刻印してある為いつのものなのか判断することができます。短くても30年、20年前のものがほとんどです。今でも問題なく発電しております。そんなルーカス部品を見ていると素晴らしい製品ではないかと思います。
しかし、製造から長い年月を経ているものはいつトラブルが起きるかは予測不能です。事前に交換対処しておかなければ必ずいつか壊れます。簡単に言えば走ればタイヤが減るのと同じです。
ただ、交換、消耗の時間が長いか短いかの差だけです。トラブルが起こる前に事前に対策をすることをお勧めします。そうすれば必ずルーカスのイメージは変わることでしょう。
しかし、現在のルーカスリプロ品で粗悪なもにはあります。粗悪リプロ品以外の話です。リプロ品も良し悪しがありますのでご注意ください。モートテールでは良品ばかりを取り揃えて対応しております。
先日の三連休、車検で預かっていたバイクを引き取りに来て頂きました。なんと、仙台から。フェリーで名古屋港まで来て名古屋、岐阜観光後ウチに引き取りに来ていただいたようです。ウチで一番遠いお客様でなかなかお会いする事ができないのでいい機会でした。話をしているとやはり岐阜と仙台ではキャブのセッティングは違うようです。遠方からのお客さんに来て頂けるとうれしいものです。モートテールでは遠方からのお客様を心より歓迎いたします。
トライアンフのクランクケースを組んでいました。残念なことに当時の機械加工技術の低さのためにつじつまが合わない所がありました。もちろんキチット修正しましたが。英車を組むのにそこまで疑っていかなければならないとなると非常に神経を使う作業が増えるとゆうことです。恐ろしい・・・・。

Thank You Sold!! Owner Yamamoto.
Norton Commando 850 S Type