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コマンド 850・・・・

コマンド850ですが・・・・2年前に事故をしてしまった様です。オーナーさんはどうするか考え続け今回修理に踏み切ったようです。(幸いケガはたいしたこと無かったようです。よかったです)
写真で分かりますでしょうか?
かなりフレームが曲がってしまっております。
フォークは写ってませんが内側にかなり入っております。
フレーム修正をかけても良いのですが今回はオーナーさんの希望で新品フレームに交換することになりました。この辺の新品部品供給はコマンドの特権ですね。
正直フォーク周りは全滅だと思っていましたが、これだけのダメージを受けてフォークトップヨーク&ボトムブラケットはノーダメージでした。
信じられません。
一番フレームが衝撃を吸収したのでしょう。
その他を含め思っていたよりダメージは軽症でした。
今年に入って方々から事故の話をチラホラ耳にします。
先週ウチのトランポもぶつけられました。
交差点通過後にリアフェンダーに車がぶつかって(こすって)きました。
幸い事故とゆうほどのことではなかったので良かったのですが、こちらが気お付けていても防ぎようがない事故でした。
事故は自分の不注意のみではなく、突っ込まれてきたらなど不足の事態でも起こってしまいます。
特にオートバイは体1つで乗っていますから車とは違い人間へのダメージは大きな物になってしまう事でしょう。
だからこそ、なおさら注意を払って無ければいけないと思います。
事故をしない事が趣味を満喫する上で大切な事ではないでしょうか?
トライアンフ ステアリングヘッドベアリング

こんばんは。
いかがお過ごしでしょうか?
ボチボチ花粉が飛散してまいりました。
花粉症エリートの私にとってはキツイ時期の始まりです。
しかも、今年はかなりの飛散量のようで・・・・。
生きてこの時期を乗り切れるか心配です。
さて、画像の部品ですがトライアンフステアリングヘッドベアリングレースです。
遠方の方より製作依頼がありました。
写真下が純正のものです。
リジットフレーム時代は上下でベアリングサイズが違います。
今回は上下テーパーローラーベアリング(スイングアーム時代のもの)を使うために上側のベアリングレースの受けを製作させていただきました。(写真上)
下部のベアリング&レースはその後の年式と同じものです。
下部のレースと上部のレースでサイズが違うのは理解しかねます。
今回はフロント周りに62年のものを使うとゆう話なので問題はありませんが純正の場合はこのコンバートは出来ないかも知れません。(でなければ上下のベアリングサイズが違う意味が無いと思います)
車体を持ち込んでいただければ出来る出来ないの判断は出来ます。
もし、純正でコンバートが可能であれば上下テーパーローラーベアリングを使えることになります。
それは非常に良いことでしょう。
非常に細かい話ですがオーナーさんのこだわりが見えますね。
ノートン コマンド リアダンパー

ノートンコマンドのリアダンパーです。
手のひらの上のものが新品でハブの中に残っている方が粉砕後です。
英車の場合はこのダンパーがただでさえ効きが弱いのでしっかり機能しなければいけません。
割とコマンドのリアダンパーは整備をされていないケースが多いようで、リアホイールを回すとスプロケドラムとホイールが遊んでしまっているものも多いようで。
そんな時は、大体このダンパーが減って遊びが出ていることがほとんどです。
コマンドオーナーの方はセンタースタンドを立ててリアホイールを手で勢いよく回すと遊びが有るか無いか分かりますよ。
1度、チェックしてみてはいかがでしょうか?
ちなみに、初期コマンド68,69年はダンパーレスです。
こんなわずかな違いですが初期型コマンドとその後の年式では全く乗り味が違います。
ダンパーの重要性に改めて気づかされます。
ちなみに、トライアンフですとこのダンパーはクラッチのセンターに入っています。
トラの方は又後日に紹介します。