このページ内の記事タイトルリスト
ホントにスーパーなヤツですね
本日、閉店間際にガソリンがダダ漏れなんで何とかなりませんか?との事。
通常はお断りしているのですが、うちのメインバンクの営業用のカブなので見ないわけにはいきません。
断りでもしてうちの多額の資金口座を凍結でもされたらこれは大変です(嘘ですから)。
原因はフロートチャンバーのネジが緩んでいただけでした。
それでも、キャブを外さないとそのネジを締めることは出来ませんでした。
作業を終えて、ふとメーターを見ると・・・。

凄い走行距離です。
やはりスーパーなヤツですね。
でも、スーパーなヤツからしたら大したことのない距離なんでしょうね。
英車でここまでの距離を走らせようと思ったら大変ですよね。
頑張ろう!!英車!!
1972 Norton Commando750 到着
今年2月にご成約頂きましたノートンコマンド750がアメリカよりやって来ました。

やっぱりロードスターはかっこいいですね。

車体のコンディションはまずまずといった感じです。

早速オーナーに現車確認に来て頂き今後のプランの相談です。
今回はオーナーにエンジン、ミッション、電装、ブレーキ強化とバッチリ仕様のオーダーを頂いております。予算もしっかり見て頂いてます。

そこまで言って頂けると気合が入ります。
バッキバキに仕上げちゃいます。
また、車両も気に入って頂きまして良し良しです。
この車両と、オーナー同い年だそうで。
そんな事全然気にしていなかったそうですが。
いやー、巡り合わせってあるもんですね。
それだけでも愛着が倍になっちゃいますね。
お土産頂いちゃいました。
有難う御座います。

しっかりと修理をするには予算と時間に余裕が必要です。
BSA A65 修理
修理でお預かりのBSA A65です。
大幅に予定が遅れてすいません。

コンディションは非常にオリジナルを保った車体で決して綺麗な車体では有りませんが長い時間を掛けて真似の出来ないいい味が出ています。
これはこれで素敵です。
残念ながらエンジンの方は完全にアウトでした。
しかし、腰上も初開けの様でしっかりと修理のしがいのある個体です。


腰下もダメでした。


恐らく原因はこれです。
サンププレート開けてもオイルが出てきませんでした。
その上のフィルターを開けたら・・・・。
次の瞬間オイルが一気に溢れてきました。


ヘドロによってオイルリターンが出来ない状況だったと思われます。
特にこれからは暑い季節になります。
日々のオイル管理は忘れずに。
これは個人的な意見ですが安いオイルを短いスパンでバンバン換えればOK的な方がそこそこいらっしゃる様ですが、意味ないと思います。
それであれば良いオイルを長く使う方が絶対お勧めです。
トータルで見てもどちらもコストは変わりません。
オイル交換後にエンジンノイズが静かになったとかエンジン回転がスムースになったとか感じるオイルはオイル交換前にオイルが死んでいた証拠です。
オイル選択はかなり宗教じみた所が有りますので後は各々の価値観でご判断下さい。
因みに当店お勧め推奨
オイルはヤッコです。
最近は100%鉱物ギアオイルLS200も当店ラインナップに加えましたので興味のある方は使ってみてください。
ギアオイルLS200 80W-90 2Lボトル 価格税込5250円
高山ツーリング 5/19/2013 ②
60~70キロ先の中間休憩先に向けて出発です。
兎に角、道が良くて信号も少なく最高のルートです。
これだから高山方面はやめられません。

そこで事件は起きました。
なんとそこには数分遅れで自転車参加のFさんの姿が・・・。



バイクの方が遠回りのルートだったのは事実ですが信じられません。
もの凄い勾配も沢山あったのに。
脱帽です。
ここでFさんと別れて高山のTR6Cの優男Tくんと合流です。

板金社長とはやっぱり会えませんでした。

そして高山到着。
昼飯です。
高山で金沢飯を頂きます。


美味しかったです。
帰路の途中、雨に降られてしまいました。
なので写真はここで終わりです。



なんやかんやで楽しい一日でした。


次回は秋の一泊ツーリングです。
参加予定の方は早めに車両の整備を進めて下さい。
高山ツーリング 5/19/2013 ①
天気も何とかいけそうでしたので決行しました。

朝は少しお日さんも出ていました。

私と一緒に出発予定の方に集合時間を伝え間違えた事に気づき・・・・。
何とか第一集合場所には間に合った?

T140オーナーのAさんは来月より半年間左遷で神奈川に。
原因はワ○セツ行為みたいです。

嘘です、ごめんなさい。
栄転でしたね。
早く戻ってきてください。
現在、フルレストア中のヴィンセントのオーナーは自転車で第一集合場所に。
コルナゴ~!!
この後、彼がとんでもない事を遣って退けました。

夕方以降に雨が降りそうでしたので早めの行動で高山に向けて早速出発です。
19日のツーリング
明日のツーリングは予定通り決行です。
参加の方は集合時間に遅れずに!!
では明日。
ノートンコマンド リアパニア
車検、各所整備でお預かりのノートンコマンド850です。
しかし、コマンドは本当にもの凄く走りますね。
速すぎです。
今回のお預かりの中の課題の一つがリアパニアの装着です。
一応、コマンド用で売っているのですがそこは流石にあちらの製品ですのでポン付と言う訳には行きません。
スペーサー作ってマフラー逃がしたり、ステーの取り付けがすんなり行かなかったりといつもの感じです。
パニアボックスはドイツ製の高級品。

サイドパニアの容量は左右で40L。
トップは38L。
スイカも楽に入ります。
もちろんゾウも入ります。
申し訳ありませんが夢は詰まっていいません。

フル装備。



カッコよすぎます。
ヨーロッパ丸出しですね。
こうなるとガソリンタンクとエキパイサイレンサーをインターステーツにして・・・。
またしても物欲が出てしまいますね。
オーナーもパニアの品質、ルックスに激惚れして頂き満足、満足。
いやー、もっとツアラーにしたいな。
遠出したくなる車両ですね。
必要無い時は外してしまえばOK。


多分いないと思いますがこのパニアが欲しい方はご注文ください。
パニアステーは黒バージョンも有ります。
サイドパニアも左右で40L、30Lとあります。
ご注文は
こちらから。
5月19日 ツーリング詳細
19日のツーリング詳細です。
行き先は先日お伝えした通り飛騨高山です。
集合場所 道の駅 美濃にわか茶屋
集合時間 午前8:30
美濃にわか茶屋HP http://www.mino-niwakachaya.com/
午前9時にわか茶屋を出発します。
前日午後6時の天気予報で降水確率が50%以上の場合は中止です。
*微妙な場合はお電話でお問合せ下さい。
参加予定の方は基本事前連絡等必要有りません。
集合場所に集合してください。
また、当日の事故、トラブル等に関しましては各自対応してください。
それでは良い季節にツーリングを楽しみましょう。
トライアンフユニット650修理 アマルキャブレター
各所修理、外装変更でお預かりのユニット650です。
作業も完了して試運転をして微調整の段階です。
しかし、ここで問題発生。
お預かりする前はとても完調とは言えませんが走行していた車両でした。
それに、明らかに近い過去にキャブレターも新品に交換されていましたので追加対策をして再使用しました。
それがキャブレターのハズレで全くセッティング出ず。

↑元々付いてたキャブ
スローは何とか調整できましたが、メインジェットを40番変えようがプラグの焼けは変わらず真っ黒。
まさかのハズレですか?
そこで常時在庫しています
最新アマルプレミアキャブレターに交換してみます。

結果はバッチリです。

疑う所が多すぎる英車の修理はやはり数をこなして良し悪しの分かる専門店で無ければやっぱりダメですね。
修理をご依頼される場合はお近くの交換部品をしっかり在庫している専門店へ依頼するのが一番の近道かと思います。
当店は可能な限り部品の在庫を持つようにしています。
それが良い修理をする一番の近道だと思っているからです。
それと、アマルのキャブレターの在庫は基本コンセントリックMK1の28mm、30mm(時々32mm)になります。
モノブロックは在庫しておりません。
新品モノブロックは品質にバラつきが多く、新品なのにアイドリングすら出来ないものも有ります。
バラして色々やっても直りません。
ご依頼があれば手配は可能です。
しかし、その際は当たりハズレがある事をご理解の上ご注文下さい。
ハズレでも当店では保証等責任取れません。
(申し訳ありませんが当店で生産している物ではありませんし幾ら対策しても結果が出ませんので)
その上でモノブロックが必要な場合はご注文お願いします。
もちろん当たりもあります。
しかし、ハズレ率は結構高いです。
トライアンフ別体ギアボックス修理
先日、納車したリジッドサンダーバードのギアボックス修理の件です。
そもそも、この車輌のギアボックスをバラすキッカケはアウターカバーにクラックが入っていたのと、オイルレベルスクリューのケース側雌ネジ破損の修理をする為でした。



しかし、開けてみれば当然それだけで終わるはず有りません。
結局、ギアボックス全部やってしまいます。


部分的に修理をして良くなる車両はかなりコンディションの良いものだと思います。
大体開けてみたらあっちもダメ、こっちもダメ的なパターンが殆どです。
なので、ある程度区切りの付く所までしっかり一度に手を入れることをお勧めします。
でないと、後後この前そこをバラして修理したんだけど、今度はこの前修理した所をバラしてその奥の部分を、みたいな事が起こってしまいます。(文章にすると伝えにくい。意味伝わりますかね?)
エンジン、ミッション、プライマリー、フロントフォーク前輪、リアスウィングアーム後輪、電装一式の様にセクションに区切って一部分づつしっかり直していくことが最良かと。
今回はオーナーの了解を頂いておりますのでミッション、プライマリーはしっかりと直します。



↑クラッチアジャスター部分の溶接修理
そこで問題が発生したのですが、元々この車両は走っていた車両です。
なんですが、ギアボックスメインシャフトが曲がっていました。
バラして洗浄している時に気がついたのですが、部分的にあまり見慣れない傷の入り方をしていたので入念にチェックをしたら曲がっていました。

そうやって一つずつしっかりと部品交換して直していかなければ良いバイクにはなって行きません。



40年も50年も前の車両です。
しっかり修理すれば驚く程快適に楽しむことが出来ます。
しかし、そのコンディションを維持していく為にはそれなりに手を掛けてやらなければいけません。
現行の車、バイクのようには決して行きません。
でも、それもこの様な車両を所有、維持していく為の楽しみでは無いでしょうか?
現在の価値観で見てしまえば考えられない事かもしれませんね。
でも、これは趣味のお話ですので。
手間の掛からない趣味なんか面白くも何ともないと思います。


↑完成 当店特注オイル漏れ対策ブッシュを使用しています。
その他にもオイル漏れ対策済みで、消耗品は全部交換して組み上げています。